“ダイヤモンド”は、人類が発見した、世界で“もっとも硬い物質”です。
しかし、その組成は“炭”で、石炭などの仲間です。
ダイヤモンドは、“炭素の塊”を高温の状態で、激しく圧縮した結果、
出来上がったものです。
地下のマグマの高熱と強力な圧力を受けて、
偶然出来上がった鉱石の一種です。
それが、他の岩などと共に、地殻変動のあおりを受けて、
地表近くに突出してきたモノです。
大昔、インドの川には、飛び抜けて硬い石が含まれていたと云います。
それがダイヤモンドです。
原石のダイヤモンドは、硬い以外に特徴がみられませんでした。
河原に転がっている、美しくもない、ただの石だったと云います。
ダイヤモンドについては、聖書に、「アダマント(ダイヤモンドの語源)」と云う
表記がありますが、おそらく、ダイヤモンドではないと考えられています。
結局、ローマ時代になって、はっきり8面体の結晶と云う言葉が出て来ます。
この時、始めて、アダマントではなく、
ディアマンテ(ダイヤモンドのヨーロッパ読み)と呼ばれたとされています。
ダイヤモンドについて、当時の技術では、研磨も加工も難しく、
結晶そのモノの美しさや、工業製品としての使用に留まっていました。
結晶の美しさから、ダイヤモンドは宝石と認められはしましたが、
その価値は低いモノでした。
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